美術界の大物ルーキーとして各賞を総なめにした池上徹。彼は、島耕作の赴任している京都事業所営業部の新人社員だった。島は彼に意欲と才能の片鱗を見るが、その宣伝部へと […]
島耕作、34歳。新肩書、課長。出世にあくせくする気もないが、新しい椅子の座り心地はなかなか悪くない。島の所属する宣伝部の情報が、ライバル会社に漏れていた。それは […]
フィリピンでの島の隣人、松原という日本人商社マンの現地妻を見て、島は驚いた。つい先日日本で、親友の五十嵐に結婚相手だと紹介された、ステラがそこにいたのだ。あくる […]
島耕作が前任していたショウルーム課の今野課長が、セクハラをしているらしい。全国各地のショウルームから、抗議のFAXが届いたのだ。事実を突き止めた島は、温情として […]
島耕作はフィリピンへ出向となった。社長夫人・大泉笙子の怒りをかったための、突然の異動であった。現地法人に雇われる形となった島に、ローラという有能な秘書がついた。 […]
初芝電産会長の突然の死が、様々な波紋を巻き起こした。株のインサイダー取引が行われ、島耕作は知らぬ間に片棒をかつぐ。だが島は取り分としての金を受け取らなかった。副 […]
ハツシバに映画製作の企画が持ち上がった。200億円をかけた空前の超大作だ。成功させるためには、腕利きのプロデューサーが必要になる。そこでハリウッド随一といわれる […]
島耕作は赴任地・京都より、本社に戻ってきた。新たな部下の新入社員・大町久美子の、才覚と大胆さをあわせ持つ姿に、島は魅かれ始める。ある日彼女に、初芝電産会長・木野 […]
島耕作の進退問題を引き金とした、苫米地社長追放劇も大詰めを迎えた。欧州から戻った木野会長が、島たちへの協力を承諾。大株主の大町愛子も、前言を翻し株式を木野へ委託 […]
米・コスモス映画社買収の命を受け、中沢部長と島耕作は、ロサンゼルスに来ていた。だが交渉は難航し、ライバル社の東立電工に話を横取りされそうになった。東立側の妙に自 […]
新人OL・大町久美子と一夜をともにした島耕作。だが彼女には、同じ課の竹綱という恋人がいた。そのことを見せつけるかのような態度をとりながら、積極的に島にアプローチ […]
ハツシバはフィリピンに新工場進出を計画した。だが現地のセルバンテス財閥は、進出の条件として、彼らとの合弁企業とすることを要求してきた。現地法人社長・樫村と島耕作 […]