一時帰宅したが、再度意識をなくし病院に運ばれた寅之介。医師は、「もう目を覚ますことはないだろう」と絶望的な状況を告げる。逡巡する薫は、かつて戦争で別れた家族のこ […]
暗い戦争が影を落とした薫たちの幼少期。特攻隊として飛び立った寅之介の兄は、残された寅之介と最後の約束をしていた。そして、目を覚ました寅之介は愛する人と最期を迎え […]