いくさ無き世でいくさの風求め、かぶき者・前田慶次が向かったのは、鎮西(九州)肥後。そこは武将・加藤清正を始め、戦国を生きた強者達が集う地であった。肥後の空気を満 […]
御前仕合は立花宗茂の圧勝で幕を閉じる。しかし一方で、キリシタンの更なる陰謀が動き始めていた。噂を聞きつけた慶次は、新たな仲間を加え、渦中である地・天草に向かう。 […]
関ケ原の戦から一年、日ノ本は泰平の世になりつつあった。これまで数々のいくさ場に漢花を咲かせてきた前田慶次が、そんな世で大人しくしているはずもなく、戦国の風を求め […]
慶次達の前に立ちはだかる佐々木小次郎は、兵法者として挑んだ兵庫助を圧倒する。とどめを刺されるかという窮地を救ったのは、兵庫助の付き人である左兵衛だった。咆哮一つ […]