国に降りかかる「不幸」をその身で肩代わりする――それが第6王子として生まれたアイザックの呪われた使命だった。城を出るまで、いわれなき暴力や蔑みに晒されてきたアイザックに、ニフロフは執事として、親友として、ささやかであたりまえの幸せを分け与えていく…。そんな中、国では疫病という「不幸」が流行りだしたと・・・

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