夫・透の暴力から逃れるため、シェルターで暮らす白帆。彼女のもとを透が訪れ、別れたくない、海外赴任に同行してほしいという。しかし、白帆はそれを断りに行き、拉致・監 […]
シェルターを出て、海辺のレストランで働く白帆。そこへ紅美がやってきて、いままでのことを白帆に詫びる。そして、最後にもう一度だけ青矢とやり直すチャンスがほしいと白 […]
「わたしはあなたのもの、あなたはわたしのもの」――――先輩がいなければもう生きていけない。青矢を愛しすぎて、青矢を縛りたくなる気持ちを抑えきれない白帆は青矢と生 […]
青矢(せいや)の幼なじみでもある紅美(くみ)は小学生の頃、何者かに性的暴行を受け、その時の曖昧な記憶に今も苦しんでいた。ある日、犯人らしき男が再び紅美の前に現れ […]
青矢をずっと想い続けてきた紅美。でも、青矢の心はすでに自分にはないことがわかっていた。絶望する紅美は歩道橋から飛び降りようとしたそのとき、暗(ルビ:あん)という […]
愛しているから暴力をふるうという透のもとから、逃げ出した白帆。向かった先は青矢のクリニックだった。透の魔の手から逃れるために、逃げ出すふたり。学生時代のスキー部 […]