帝をおさえた曹操は、都を許昌へ移した。強大な権力を手にした曹操の気がかりは、徐州の玄徳。ここには流軍の将となった呂布がころがりこんでいる。曹操は二人の仲をさこう […]
ポスト秦をめぐる項羽VS劉邦の戦いは、ようやく終わりを告げた。しかし、あれほどの人々が切望し、目指した世の平和は、漢の天下統一によっても、ほんのわずかな期間であ […]
玄徳・関羽・張飛の三人は、義勇軍を結成し黄巾賊討伐に出陣する。初陣の大興山では数万の黄巾賊を一蹴、大戦果を収めた。義勇軍は青州城を救援し、さらに玄徳の幼少時代の […]
荊州、南郡、襄陽を手にした玄徳は国力強化のために、南征軍をおこした。玄徳軍は零陵城を落とし、桂陽へと駒を進める。先陣争いに勝った趙雲は、桂陽太守・趙範を降伏させ […]
長い長い戦国時代が、劉氏の手によってようやく終焉に向かった中国。しかし、急激な世代交代は、国士たちの厚い忠義心ゆえに、互いの反目を招く。異国の地・匈奴もまた覇権 […]
蜀の猛追撃を受けて、魏の曹叡は追放した司馬懿仲達を呼び戻す。大任を得た仲達は、再び蜀に寝返ろうとしていた孟達を速攻で討ち取った。仲達が蜀の兵糧補給の要害、街亭に […]
私情にとらわれ荊州を奪えない玄徳は、新野を焼き払い、進撃してきた曹軍に多大な被害を与えながら逃げた。玄徳と孔明は、難民を連れて襄陽についたが、城内で同士討ちがお […]
玄徳は、敵の誘引の計にかかり危機におちいっていた。だが、張飛が運良く駆けつけ、玄徳を救い出した。孔明は名将・張任を金雁橋で討ち、要害・ラク城をついに落とす。降伏 […]
馬超との戦いに曹操は手を焼いていた。曹操は夢梅老人に教えられた氷の一夜城を築き、西涼軍の度肝をぬく。猛将・許チョとの一騎討ちで、馬超の強さに恐れをなした曹操軍は […]
仲達追放により、魏の脅威は取り除かれた。孔明は「出師の表」に従い、三十万の大軍を率いて北伐を開始した。魏では夏侯楙がこれを迎え撃つ。趙雲は鳳鳴山で魏軍を蹴散らし […]
孔明亡き後、蜀魏を取り巻く状況は混迷していた。孔明という支柱を失った蜀では国力が低下し、内乱状態が続いていた。一方、曹叡の没後、魏の権力争いに巻きこまれた仲達は […]
曹操軍が徐州に迫ると、陳父子は奇策を用いて、呂布を追いつめた。下ヒ城にたてこもった呂布は、曹操に城を完全包囲される。冬将軍の到来でさらに身動きのとれなくなった呂 […]